Material rice : 100% Yumeminishiki
Brewed by Daishinshu Sake Brewery
Produce by 坐Kura
2025年8月1日先行抽選販売開始
ここは長野県東御市八重原。
この大地で刀を打つ刀匠、宮入法廣。
同じ大地で米を育む、柳澤謙太郎。
その米で酒をつくる蔵元、田中隆一。
刀、米、酒。それぞれつくるものは違えど
自然に寄り添い、大地や素材と向き合い、
「理」を触れ、本質を掴み、
技術を磨き、質を高め、
品格のあるものをつくり続けている。
この三人が八重原の大地で出会い、
刀匠のものづくりの哲学とその生き方に共鳴し
質と品格を追求し生まれた日本酒
「理 - KOTOWARI-」
宮入刀匠の日本刀のように
研ぎ澄まされた佇まいの中に
深い味わいと景色が現れる
日本のものづくり文化、その結晶の一杯。
東御市八重原地区は、標高700メートルに位置する台地。燦々と陽がそそぎ、爽やかな風が吹き抜け、昼夜の寒暖差もあり、地力のある土壌で、米に限らず、農産物に最適な豊かな環境に恵まれています。1662年に、遠く蓼科山から尾根伝いで水を引く八重原堰が築かれてから米づくりが営まれてきた地。土壌は強粘土質で、ミネラルや有機質などを保持しやすく、元気で健康な稲が育つ。
1954年長野県坂城町生まれ。重要無形文化財保持者である「隅谷正峯」に師事。1984年に新作名刀展での寒山賞を皮切りに、賞を多数獲得。正峯の下で5年、父の「宮入清宗」の下で9年修行を積んだのち、長野県東御市八重原に鍛錬場を設立。1995年に無鑑査刀匠に認定され、2010年に刀匠界の最高権威「正宗賞」を受賞。2011年に長野県無形文化財保持者に認定。国宝「国俊写小太刀」の復元や宮家の御守刀など、日本の宝となる刀づくりに挑んでいる。
八重原を日本一の酒米の産地にする。そう語るのは農業法人太陽と大地の柳澤謙太郎。稲が本来持つ生命力を活かすための環境づくりから徹底した品質管理まで、八重原の自然と一体になって、持続可能な米づくりに取り組む。八重原のお米が日本一ならば、日本一の酒米が育つという確信から、酒米づくりを始め、現在は自社ブランド日本酒「坐kura」と同名の酒販店を開業するなど精力的に稲作を中心に据えた文化形成に挑んでいる。
経験が培う「技能」で醸し、さらにその地の自然風土を映し込んでこそ、酒ははじめて「文化」になる。そう語る大信州酒造の蔵元、田中隆一。この哲学の通り、大信州酒造は、北アルプスの山々が育んでくれる天然水に恵まれた長野県松本市にあり、水・米・自然、そし麹への「愛感謝」の精神で、丁寧に手をかける仕事を重要視したお酒づくりを実践し、自然と融合を意味する「天恵の美酒」を醸してる。
刀の素材である玉鋼を自らつくる宮入刀匠。この地で命を繋ぎ、種から育む米。麹菌や酵母と共に醸す酒。ものづくりも、米や酒づくりも目の前にある素材や命と真摯に向き合うことから始まる。
水が高いところから低いところに流れるように、自然の摂理を身体で掴み、理解し、習っていく。炎を操り、玉鋼を焼き、八重原の大地と共に米を育む。
鉄の色や硬さから焼入れの温度を調整する。稲の成長や穂の膨らみなどから田んぼの水の量や温度を調整する。起こる変化を見逃さず物の状態を読み解いていく。
質の良い玉鋼をよく鍛錬し、しなやかで強い鉄をつくる。質の良い米から質の良い麹をつくる。素材の質を求めることをひとつずつ重ねていくことで初めて上質なものづくりとなる。
鉄、炭、藁、土壌、気候、米、水、麹菌、酵母。物質が持つ特性をよく理解してそれぞれの特性に応じた技術を磨き、丁寧に手をかけていく。
刀を炎から出すタイミング、稲刈りをする時期、酒を絞る頃合い。五感を研ぎ澄まし、最後は感覚を頼りにその時を見極める。
技術と感性を注ぎ込み打った刀を焼き入れし、研いでいく。手をかけて醸し、無加圧の袋しぼりで絞った酒を、斗瓶の中で時間をかけて研ぎ澄ます。すると素材が持つ深い味わいや景色が現れ、品格があるひとつの作品になる。
グラスに注いだ瞬間、苺を思わせる繊細なアロマが立ち上がり、わずかにライチやラムネを想起させるニュアンスも感じられる。
口に含むと、柔らかで丸みを帯びた甘みと米の複雑な旨味が奥行きをもって舌の上に層を成す。
清涼感のある酸が輪郭を引き締めつつ、ボリューム感のある味わいを軽やかに支え、余韻には品のある苦みとともに透明感が残る。全量袋搾り・無加圧・無濾過原酒ならではのクリアで立体的な味わいは、一口ごとに表情を変え、飲み手に深い余韻と再訪したくなる感動を残す。静と動が共存するような味の構造が、この酒の持つ“理”を静かに物語っている。
理 KOTOWARIのラベルは、宮入刀匠の刀作りを経て生まれる酸化鉄を、一枚一枚手漉きした和紙(原料も長野県産)に漉き込み制作しています。水の流れや和紙職人の手の動きが感じらる、一枚一枚すべて違う景色をお楽しみください。シリアルナンバーは裏ラベルに記入があります。
「要冷蔵」です。冷蔵庫内の安定した場所で保管をお願いします。
冷蔵保存が難しい場合は、日の当たらない冷暗所で動かさないように静かに保管して頂き、飲む前に冷蔵庫にいれて、10℃まで冷やしてから飲んでください。
飲む際の温度は10℃がおすすめです。
温度による味わいの違いもぜひお楽しみください。
オンライン(先行抽選販売)にて販売。
下記リンクより抽選応募券(0円)をお買い上げいただいた方の中から、抽選で当選者のみに購入URLを送信します。
当選のうえ3本以上ご購入の方限定で、東御市で開催される「理 KOTOWARI」お披露目会にご招待いたします。(会費〈別途ご連絡〉、交通費、宿泊費は自己負担となります)
8月1日(金)〜8月31日(日)
当選発表 9月上旬 ※当選された方にのみご連絡いたします。
20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
Produce by 坐Kura
Creative direction : Akio Yanagisawa (onigiri)
Design / Movie : Tatsuya Asakawa (PLOT STANDARD inc)
Photo:Fumihiko Oki / Akio Yanagisawa (onigiri)
Special thanks:Norihiro Miyairi