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極上の甘口日本酒おすすめ特集13選ー淡麗甘口から濃醇甘口までご紹介ー

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めちゃくちゃうまい、甘口の日本酒をご紹介します。

甘口の日本酒と言うと、皆様はどのような日本酒を思い浮かべるでしょうか?

最近の日本酒の流行はフルーティーで甘口な飲みやすい日本酒ですよね。

昨今、日本酒は国内だけでなく海外からの人気も高まっており、呑みやすいワインと似たような傾向の日本酒が流行っているのかもしれませんね。日本酒好きな皆さんも同じように感じているのではないでしょうか。

そこで今回は、日本酒専門店坐kuraがおすすめの甘口の日本酒をご紹介いたします!よろしければ最後までお付き合いください。

■甘口の日本酒おすすめ特集

甘口日本酒の特徴と魅力

甘口の日本酒は一般的に余韻が長いのが特徴です。口に甘みが残るので、飲んだときに重い感じがします。

これは糖が水よりも重いことが理由です。

「甘ったるい」「ベタベタする」と表現されることがありますが、それは甘みが味覚の中でも非常に強いインパクトを持っていることが影響しています。

初心者には甘口の日本酒が飲みやすくてオススメです。

香り高くフルーティーな日本酒や、シュワシュワと弾ける炭酸ガスが含有された日本酒にも甘口が多く、女性や初心者に人気があります。

日本酒の甘さは、日本酒度やアミノ酸度、酸度によって決まります。日本酒度が低く、糖分が多いお酒が甘口に分類されます。また、アミノ酸度が高いと甘く、低いと辛く感じられます。

甘口の日本酒には、日本酒度が高く酸度も高い「濃醇甘口」と、日本酒度が高く酸度が低い「淡麗甘口」の2種類があります。濃醇甘口は濃厚なお米の甘みを感じられ、淡麗甘口はさっぱりと爽やかで飲みやすい味わいが魅力です。

おすすめの甘口日本酒の銘柄とブランド紹介

【淡麗甘口タイプのおすすめ日本酒8選】

①山三酒造 純米大吟醸 山恵錦 無濾過原酒【火入】2023BY(山三酒造:長野県) ¥2450(720ml)

上田市にある蔵の再始動で話題の”山三酒造”が醸す日本酒。山恵錦らしいすっきりとキレイな飲み口、メロンやレモンピールのニュアンス。爽やかな酸とフィニッシュの優しい甘さが心地よいお酒です。

・山三酒造について

山三酒造は、信州上田の地で1867年創業した日本酒蔵です。2015年より休眠状態にありましたが、2023年2月から日本酒づくりを再開しました。
地域に根ざし、原料のお米の一粒、水の一滴までこだわり、伝統と革新の融合によって魅力的な日本酒づくりに挑戦しています。先代より継承した信州上田、真田家の家紋名を冠した「真田六文銭」と酒蔵名を冠した新たな銘柄「山三」が大人気です。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米大吟醸酒)
使用米:長野県東御市八重原産 山恵錦
精米歩合:40%
アルコール度数:15度

→詳細はこちら

②大信州 GI長野 梓水龍泉(大信州酒造:長野県) \5500(720ml)

厳しい基準をクリアし、GI認証を取得した本品。長野県内にて契約栽培された中でも一際良質な金紋錦を使用。北アルプスの伏流水を仕込み水とし、鑑評会出品酒同様の手間暇をかけ醸造。長野県生まれの素材だけを使用した、こだわりの無濾過原酒です。

長野の恵みがギュッと詰まった極上酒。その高い完成度は飲んだ人を虜にします。

洗練されたクリアな口当たりから立体的に広がる、花の蜜のような美しい甘みとジューシーな旨味。磨き上げられた水晶玉のように艶やかな質感と、味わいにメリハリを形成するフルーティーな酸がたまりません。リッチで芳醇、それでいて洗練されている味わいは、まさに絶品。透明感溢れるキレでスッキリと消えていきます。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米大吟醸)
原材料名:米・米麹
使用米名:長野県産契約栽培米金紋錦
精米歩合:38%
日本酒度:±0
酸度:1.5
アルコール度数:16度

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③信州亀齢 ひとごこち 純米吟醸 <無濾過生原酒>¥1600(税抜き)(岡崎酒造:長野県)【720ml】

長野県産「ひとごこち」で仕込んだ純米吟醸。爽やかな香り、軽快な口当たり、甘味酸味の調和が絶妙です。

ジューシーな甘さとコクのある旨味がありながら、しつこさをひとつも感じさせないフレッシュな飲み口で、柔らかな酸味がほどけていく。後味は尾をひく旨さの余韻とすっときれいに消えていく、感動するほどおいしい日本酒です。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸)
原材料名:米・米麹
使用米名:長野県産 ひとごこち
精米歩合:55%

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④松竹梅白壁蔵「澪」(京都府:宝酒造)¥515(300ml)

澪はスーパーなど食品販売店でも手に入りやすい日本酒で、皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれません。

「澪」とは、浅瀬の水の流れ、船の通った泡の跡という意味。浅さを低アルコール、泡の跡を発泡性にたとえ、日本酒の新しい流れを作る、という思いを込めて澪と名付けました。そして「MIO」はイタリア語で「私の」という意味。
私のお酒と感じてもらえるよう、願いを込めています。

マスカットのようなフルーティーな香り、やさしい甘みが特長のスパークリング日本酒で、日本酒初心者や女性の方にお勧めです。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(発泡性)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)/炭酸
日本酒度:−70
酸度:4.0
アルコール度数:5度
保管方法:冷暗所

→詳細はこちら

⑤雅山流(がさんりゅう) 極月 純米大吟醸 袋取り 生詰(山形県:新藤酒造)¥2530(720ml)

新藤酒造店の人気シリーズ「雅山流」の最高峰に位置する、鑑評会出品酒と同様の手法により上槽された袋取りの贅沢な純米大吟醸です。
せめを除き、上槽から壜詰めまで極力時間を掛けず酸化させないプロセスを導入し、フレッシュな口当たりです。

果実を想わせる華やかな香りと上品でキレイな膨らみある味わいがバランス良く調和し、雅やかな透明感のある余韻に心奪われます。

国内外での鑑評会において幾度のトロフィー受賞や、JALファーストクラスへの搭載実績などこれぞ日本が世界に誇る銘酒です。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米大吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:出羽燦々100%
精米歩合:40%
日本酒度:+1
酸度:1.4
使用酵母:新山形酵母
アルコール度数:16度
保管方法:要冷蔵
推奨温度:−5℃〜+5℃

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⑥菱湖(りょうこ) 純米吟醸(新潟県:峰乃白梅酒造)¥1650(720ml)

大人気「菱湖シリーズ」の定番純米吟醸酒です。上品な果実香、軽快でフレッシュな米の旨みを感じる旨口酒です。

強すぎない程良い上品な果物を想わせる香り、口に含むとフレッシュな果実感と優しく綺麗な酸と甘みが広がりとても滑らかにキレていきます。

~菱湖について~
「寫樂」の製造部長が峰乃白梅酒造に移り、本当に造りたいお酒を目指して立ち上げたブランドが「菱湖」です。

・命名の由来

幕末の書道家 巻菱湖は、蔵元のある福井村出身。郷土の偉人の名から頂戴し銘柄の冠となりました。

商品名の書体は、巻菱湖の直筆から使用したものです。

今、全国の蔵元が新しい清酒のあるべき姿を追い求めて、切磋琢磨しています。伝統的な文化にいかに新しい時代のエッセンスを入れていくか、試行錯誤を続けています。

そんな新たな挑戦の一歩を峰乃白梅は踏み出しました。福島県会津若松市出身の若手杜氏 井島健司氏が製造しています。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:60%
アルコール度数:16度
保管方法:冷暗所

→詳細はこちら

⑦寒菊(かんきく) 剣愛山50 -Chronicle- 純米大吟醸 無濾過一度火入原酒(千葉県:寒菊銘醸)¥2145(720ml)

あまり聞き馴染みのない酒米”剣愛山”を使用した寒菊銘醸の超限定酒です。
この剣愛山は「写楽」を醸す宮泉銘醸と寒菊銘醸様の全国2蔵でしか使用していない本当の超希少米。
愛山を種子として、徳島県美馬市で誕生した兵庫県以外で初の愛山の試みとなります。

そんな貴重な剣愛山を使用し、このお酒を通して剣愛山のクロニクルを記していくことがコンセプト。
今年で2回目となる今回は、昨年から更なるブラッシュアップを目指して微調整されています。

愛山のDNAが持つオンリーワンの旨味を引き出し、風土由来のシャープさを活かしたオリジナリティのある味わい。

テクスチャーがしっかりした酒質設計となっていますので、軽く冷やしてオーソドックスなワイングラスでお楽しみ下さい。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米大吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:徳島県産剣愛山
精米歩合:50%
日本酒度:-7
酸度:1.4
アルコール度数:15度
保管方法:要冷蔵

→酒造はこちら

⑧翠玉(すいぎょく) 純米吟醸(両関酒造:秋田県)¥1815(720ml)

翠玉(すいぎょく)とはエメラルドのことです。その名の通り繊細な香りと、しっとりした旨味を秘めた宝石のような美酒です。

味わいに透明感があり、クリアで流麗、その甘みは粘度が無くサラリとして、清楚でしとやか、とにかく飲みやすいタッチです。

ふんわりと優しくひろがる上立ち香はマスカットやラムネを思わせ、含み香は甘み豊かなブドウのように、フローラルでエレガント。

飲み手の記憶に永く残りそうな、派手さではない、艶やかな佇まいで全体を包み込んでいます。

両関酒造では創業以来、杜氏は社内で育成しており、その伝統は今も受け継がれております。このような伝統の中で、両関酒造が独自に「長期低温発酵」を開発しました。
この技術を自社だけにとどめることなく各蔵元へ公開し、東北の酒造りの向上に貢献しています。

※長期低温発酵とは?


お酒は酵母菌の発酵によって造られます。


温度が高いと酵母菌の活動が活発になり、急激な発酵になります。温度が低いと酵母菌の活動が緩慢になり、ゆっくりとした発酵になります。


発酵が急激だと味の荒い酒が出来上がります。発酵がゆっくりだときめの細かい味になります。


長期低温発酵とは雪国の寒い気候を利用してゆっくり静かに発酵させる酒造りです。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産)
使用米:秋田県産米
精米歩合:50%
日本酒度:−6
アルコール度数:15度
保管方法:冷暗所

→詳細はこちら

【濃醇甘口タイプのおすすめ日本酒5選】

①亀の海(かめのうみ) 純米吟醸 無ろ過生原酒 黄ラベル(長野県:土屋酒造)¥1650(720ml)

旨味リッチ系の純米吟醸酒です。乳酸系の香りにマスカットやパイナップルのような芳醇な香りを感じます。

口に含むと、ボリューミー&ゴージャスな米の旨味が口内に広がる、とにかくおいしくて幸せになれる1本です。

・土屋酒造店について
創業は明治33年。喜びの宴に供されたいと願い、誠にめでたいという意味である「亀壽福海」より酒名を亀の海と名付けています。
千曲川伏流水と佐久平の酒米を用い、歴史ある木造蔵で芳醇な地酒を醸し続けています。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:長野産ひとごこち
精米歩合:59%
日本酒度:−2
酸度:1.7
アルコール度数:16度
保管方法:要冷蔵

→酒造はこちら

②千代むすび 一際 特別純米 中取り(千代むすび酒造:鳥取県)¥1500(720ml)

「ひときわ良い酒を造ろう!」を合言葉に、千代むすびの次期社長 岡空聡さんが手がけた新ブランド「一際(ひときわ)」シリーズの純米酒。五百万石というお米の旨みがジュワッとあふれ、同じく旨みの多い肉料理や魚料理と相性の良いお酒です。

純米酒で、口に含むとやや華やかな香りから、甘みと旨みがジュワッと溢れ出します。後半に少しのコクと苦みがあり、奥行きのある味わいを表現しています。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(特別純米酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:五百万石
精米歩合:55%
日本酒度:+3
酸度:1.3
アミノ酸度:1.4
アルコール度数:17度
保管方法:冷暗所保管。開栓後は冷蔵保管。

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③八海山 貴醸酒 (八海醸造:新潟県)¥930(300ml)

日本酒仕込みの日本酒、貴醸酒。 アルコールを原料として投入することで、アルコール発酵で糖が無くなりきらずに、お米の糖分が多く残ります。またアルコール度数も高く、とろりとした飲み口に仕上がります。

この八海山の貴醸酒は、貴醸酒の中では比較的甘味も控えめで、食前酒にもお勧めです。

上品な甘さで、とろりとした飲み口。優しい熟成香の贅沢なお酒です。

また購入後熟成させることで、重厚な琥珀色への移りかわりや、熟成してゆく味の変化をお楽しみいただくこともできます。

◆スペック
使用米:麹米 五百万石、掛米 こしいぶき
精米歩合:60%
日本酒度:−36
酸度:2.5
アミノ酸度:2.5
酵母:協会901号酵母
アルコール度数:17.5度
保管方法:冷暗所保管。開栓後は冷蔵保管。

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初孫 生酛 純米酒 (東北銘醸:山形県)¥1276(720ml) 

山形の酒らしいお米のほのかな甘みに、生酛由来のコクと酸味が合いまった常備酒です。

生酛の中ではやや軽快なタイプで、ぬるく燗をつけると、より優しい甘味とコクが引き立ちます。これから寒くなる時期にぴったりな1本です。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米酒)
使用米:山形県産米
精米歩合:60%
日本酒度:+3
酸度:1.4
アミノ酸度:1.5
アルコール度数:15.5度
保管方法:光の当たらない暗い涼しい場所で保管。

→詳細はこちら

⑤白那(滝澤酒造:埼玉県)¥4600(750ml)

「白那」は、滝澤酒造の伝統的な製造方法を生かした本格派のスパークリング日本酒

きめ細やかで口当たりのよい発泡感があり、乾杯用のお酒として最適です。

飲みたての瞬間はキリッとしていてさわやか。口の中で香りが開き、後味は芳醇になっていきます。甘酸っぱさと余韻を長く愉しめるのが魅力です。

「白那」の白いボディのなかで舞う「雪の結晶」は、お米の旨味成分。日本酒はお米をアルコール発酵させたあと、濾過して透き通った液体にしていきます。「白那」は、この濾過の過程であえて目の粗い袋でお酒を濾し、「おり」と呼ばれる旨味成分をお酒の中に残しました。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:さけ武蔵、五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:0
酸度:4.8
アミノ酸度:2.2
アルコール度数:12度
保管方法:常温保管可能。開栓前はよく冷やす。

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甘口日本酒の楽しみ方と飲み方のコツ

淡麗甘口の日本酒は冷やして飲むと、その爽やかさやフルーティーさが引き立ちます。特に夏場など、冷やして飲むと清涼感が楽しめます。また飲む前にグラスを少し揺らして香りを感じてみましょう淡麗甘口の日本酒はフルーティーな香りが特徴的なので、その香りをしっかりと楽しむことが大切です。

濃醇甘口の日本酒は、冷やして飲むよりも、ぬる燗(40〜45℃)や温燗(50℃)で飲むのが最適です。冷たすぎると甘さが引き立ち過ぎてしまい、温かい方が味わいのバランスが取れます。また濃醇甘口の日本酒はその豊かな味わいをゆっくりと楽しむことが大切です。一口ごとにその深みを感じながら、食事と一緒に楽しむとより満足感が得られます。

■甘口日本酒との相性が良い料理とおつまみ

和食とのマリアージュ

甘口の日本酒は和食との相性が非常に良いです。特に、甘さが料理の旨味と調和するため、深い味わいが引き立ちます。

ペアリング:

  • 寿司(特に甘いタレを使ったもの): 甘口の日本酒は、寿司のタレ(特に甘いお寿司のタレ)や煮物の甘さとぴったり合います。例えば、穴子の寿司甘辛い照り焼きの鶏肉と相性が良いです。
  • 天ぷら: 甘口の日本酒は、天ぷらの衣のサクサク感と油っぽさを和らげるため、バランスが取れます。甘さが天ぷらの素材の旨味を引き立てます。天つゆとの相性もぴったりです。
  • 煮物(特に甘辛い味付けのもの): 例えば、肉じゃが筑前煮などの煮物は、甘口の日本酒の甘さとコクがマッチします。

飲み方のコツ:

  • 和食とのマリアージュでは、甘口の日本酒を冷やして飲むのがおすすめです。料理と合わせて飲むことで、口の中で調和しやすくなります。

洋食や中華料理とのマリアージュ

甘口の日本酒は、洋食との相性も意外に良いです。特に、甘みが料理のコクと豊かさを引き立てるので、クリーミーでリッチな料理とペアリングすると、味のバランスが非常に良くなります。

ペアリング:

  • 鶏肉のクリームソース料理: 例えば、鶏肉のマスタードクリームソースなどのクリーミーなソースを使った料理は、甘口の日本酒の甘さと調和し、豊かな味わいを引き立てます。
  • フォアグラ: フォアグラのリッチな味わいには、甘口の日本酒がぴったり。甘さとコクが合わさり、フォアグラの濃厚さを引き立てます。
  • チーズ(特にブルーチーズやカマンベールなど): 甘口の日本酒は、ブルーチーズやカマンベールなどの風味の強いチーズと相性が良いです。チーズの塩気と甘さがバランスを取り、豊かな風味を楽しめます。

飲み方のコツ:

  • 冷やして飲むか、常温で飲んでもおいしいですが、クリーミーな料理やリッチな味わいのものとは常温で合わせると、甘みとまろやかさが調和しやすくなります。

甘口の日本酒は中華料理とも相性が良く、特に甘辛い味付けの料理や、香辛料が効いた料理と調和します。甘さが辛さを和らげ、料理の豊かな味わいを引き立てます。

ペアリング:

  • 酢豚や甘酢あんかけ: 酢豚や甘酢あんかけのような甘酸っぱい料理には、甘口の日本酒の甘さがぴったりです。酸味と甘味のバランスが取れ、味がまろやかになります。
  • 麻婆豆腐: ピリ辛でスパイシーな麻婆豆腐には、甘口の日本酒の甘さが辛さを中和し、食べやすくします。
  • 北京ダック: 甘口の日本酒は、北京ダックの脂っこさを和らげ、その旨味を引き立てることができます。特に皮の部分と調味料がうまく調和します。

飲み方のコツ:

  • 中華料理には、少し冷やして飲むと良いです。甘口の日本酒の冷たさが料理の辛さを和らげ、料理の味わいを引き立てます。

甘口日本酒に合うおつまみの提案

淡麗甘口の日本酒は、軽めの和食や魚介料理と相性が良いです。寿司や刺身、白身魚の塩焼きなどと合わせると、その味わいを引き立てます。特に天ぷらを天つゆで食べるときなどは、天ぷらの脂っこさを淡麗さが洗い流し、天つゆの甘味と日本酒の甘口が相まってバランスが良いです。

濃醇甘口の日本酒は、すき焼きなど甘味と旨味がしっかりとした料理のほか、クリームチーズやチョコレートなど、洋菓子と合わせていただくのもおすすめです。

■甘口日本酒を楽しむ季節の提案

春、夏、秋、冬に合った甘口日本酒の選び方

春は温暖な気候になり、花や新緑の香りが感じられる季節です。春の甘口日本酒は、軽やかでフレッシュな味わいが特徴的なものが多いです。春の食材、例えば春野菜や桜餅などとの相性が良いものを選ぶと良いでしょう。

おすすめの甘口日本酒:

  • 吟醸酒や純米吟醸酒:フルーティで華やかな香りが春の花や果物に似た印象を与えます。
  • おすすめ銘柄:獺祭(だっさい)など、軽やかでフルーティな味わいのもの。

夏は暑く湿度が高いので、爽やかでスッキリとした飲み口が重宝されます。甘口でも過度に重くないものが好まれ、冷やして飲むことで一層さっぱりと楽しめます。特に夏の食材(刺身や冷やし中華など)と合わせると相性が良いです。

おすすめの甘口日本酒:

  • 生酒やスパークリング日本酒:フレッシュで爽やかな酸味と甘みのバランスがよく、冷やして飲むのにぴったりです。
  • おすすめ銘柄澪(みお)などのスパークリング清酒や、夏限定の生酒など。

秋は実りの季節で、温かみのある食材が多く、豊かな味わいを楽しむ時期です。秋の甘口日本酒は、やや深みがあり、複雑な風味を持つものが好まれます。旬の食材、例えばきのこや栗、さつまいもなどとの相性が良いです。

おすすめの甘口日本酒:

  • 本醸造酒や純米酒:まろやかでコクのある味わいが秋の食材との相性抜群です。
  • おすすめ銘柄八海山や黒龍などの純米系、または甘口の本醸造酒。

冬は寒さが厳しく、体を温めるために濃い味わいやコクのある酒が好まれる時期です。甘口でも、コクと深みのあるものを選ぶと良いでしょう。鍋料理や焼き魚、煮物など温かい料理との相性が良いです。

おすすめの甘口日本酒:

  • 熟成酒や古酒:温めても美味しい、深みのある味わいが特徴です。少し甘めでコクのある酒を選ぶと温かみを感じます。
  • おすすめ銘柄黒松白鹿や菊正宗のような、熟成酒やコクのある酒

季節の食材とのマッチングのポイント

春は新鮮な野菜や魚介類が旬を迎え、桜や花の香りが感じられる時期です。甘口の日本酒は春の食材と合わせることで、春らしい華やかな雰囲気を楽しめます。

おすすめの食材:

  • 春野菜(菜の花、アスパラガス、タケノコなど)
  • 魚介類(桜鯛、ホタルイカ、白魚)
  • 和菓子(桜餅、道明寺)

マッチングポイント:

  • 春野菜や魚介類は、味わいが繊細で軽やかです。軽やかでフルーティな甘口日本酒(吟醸酒や純米吟醸酒)と合わせることで、食材のフレッシュさを引き立てることができます。
  • 和菓子と合わせる際は、甘さが程よい純米酒や甘口の生酒がよく合います。特に桜餅や道明寺といった春の和菓子には、ほんのりとした甘みのある日本酒が絶妙です。

夏は暑さに合わせてさっぱりとした味わいが好まれます。甘口の日本酒も冷やして飲むことで、爽やかな風味が際立ちます。

おすすめの食材:

  • 夏野菜(トマト、キュウリ、ナス)
  • 冷えた料理(冷やし中華、刺身)
  • フルーツ(メロン、スイカ、桃)

マッチングポイント:

  • 冷たい料理や夏の野菜には、甘口の日本酒でも軽やかな飲み口のものがぴったりです。特にスパークリング酒や生酒は、すっきりとした酸味と甘みのバランスが良く、さっぱりした食材と相性が良いです。
  • フルーツとの相性も抜群で、甘口の日本酒のフルーティな風味が夏の果物の甘みを引き立てます。

秋は実りの季節で、食材の味が豊かになり、甘口の日本酒もまろやかでコクのあるものが美味しく感じられます。秋の味覚とともに、甘口日本酒の深い味わいを楽しみましょう。

おすすめの食材:

  • きのこ(松茸、しいたけ、しめじ)
  • 根菜類(サツマイモ、カボチャ)
  • 肉料理(焼き鶏、豚肉)
  • 秋の果物(柿、栗)

マッチングポイント:

  • 秋の食材は、深みのある味わいが特徴です。甘口の本醸造酒や純米酒など、まろやかなコクを持つ日本酒が、秋の味覚と非常に相性が良いです。きのこの旨味や根菜類の甘さ、肉料理の脂と調和します。
  • 秋の果物との相性も良く、栗や柿といった甘みのある果物には、甘口の日本酒がその風味を引き立てます。

冬は寒さが厳しく、温かい料理とともに甘口の日本酒を楽しむ季節です。特に、コクのある甘口日本酒が体を温めてくれます。

おすすめの食材:

  • 鍋料理(寄せ鍋、しゃぶしゃぶ)
  • 焼き魚(ぶり、鯛)
  • 煮込み料理(おでん、煮物)

マッチングポイント:

  • 鍋料理や煮込み料理のように旨味が凝縮された料理には、コクと深みのある甘口の日本酒がぴったりです。特に、熟成酒や古酒、または少し温めた酒が、冬の寒さの中で温かさを感じさせます。
  • 焼き魚や煮物には、甘口でもしっかりとした風味のものが合いまs。

■甘口の日本酒文化について

甘口日本酒の歴史と伝統

甘口の日本酒の歴史は、江戸時代からさかのぼり、次のような特徴があります。

  • 甘口で低アルコールの日本酒が流通していた
  • 砂糖が希少だったため、甘味=高級との認識が強かった
  • 醸造技術が甘口の日本酒を多く生み出していた
  • 水で割って飲まれるのが一般的だった

江戸時代には、次のようなことが起こりました。

  • 伊丹・池田の酒が興隆し、「濃醇・甘口」を特徴とする「丹醸」の酒が江戸の市中で流行した

江戸時代には、精米や温度管理の技術がなかったため、米に含まれる糖分が発酵しきらず酒に残ったままになり、甘味や酸味が強い味わいの日本酒が多く流通していました。

地域ごとの甘口日本酒の特徴と銘柄

日本酒は、造り方や使用する酒米、貯蔵方法などによって味わいが変わります。またアルコール度数や香りによっても味わいの感じ方が変わります。

以下の地域ごとの日本酒特徴は、目安としてご参照ください。

淡麗甘口の日本酒が多い都道府県:青森県、群馬県、埼玉県、奈良県、岡山県、広島県、香川県、徳島県、愛媛県、大分県、長崎県、鹿児島県

濃醇甘口の日本酒が多い都道府県:岩手県、栃木県、東京都、石川県、長野県、愛知県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県、島根県、山口県、岡山県、佐賀県、宮崎県、熊本県

こう見ると、東日本に比べ西日本に甘口の日本酒が多い傾向があるのがわかります。温暖な地域に住んでいる方は甘口の日本酒を好む傾向にあるかもしれませんね。

■まとめ:甘口の日本酒で楽しむ新たな酒の世界

日本酒専門店坐kuraがおすすめする甘口日本酒特集、いかがでしたでしょうか?気になる1本はみつかりましたでしょうか。この機会に甘口の日本酒を呑んで、その味わい深い世界を楽しみましょう!

坐kura
〒389-0406
長野県 東御市八重原1588
電話番号 / 070-9145-6673
営業時間 / 木・金・土・日・祝 13:00~17:00
定休日 / 月~水

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