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【冷やして美味しい日本酒×ぬるい温泉特集7選】猛暑を乗り切ろう!

#坐kura#夏#夏酒#日本酒#長野の地酒

夏に合う旅行先としてぬるい温泉と、冷やして美味しい日本酒について紹介します。

今年は猛暑が危惧されていますね。そんな暑い夏、どこへ出かければいいのかと思う方も多いのではないでしょうか?そこで今回は猛暑でもおすすめの旅行として、ぬるい温泉を紹介しながら、その土地の冷やして美味しい日本酒(夏酒)を紹介します!

ちなみに今回の記事を書いている筆者は、温泉×日本酒が大好きな薬剤師×温泉ソムリエです!これまで温泉には約100湯浸かり、その土地土地の美味しい日本酒を嗜んできました。特に源泉かけ流しの温泉が大好きで、今回紹介する温泉はすべて源泉かけ流しです。また、薬剤師でありながら温泉ソムリエも取得しているので、健康にいい温泉の入り方や日本酒の飲み方についても紹介します。

日本酒と温泉は相性が良い!

日本酒と温泉の相性の良さとしては以下の4つが挙げられます。

①地酒を味わえる
食材でもそうですが、現地でしか味わえない日本酒に出会えるのも魅力の一つ。期間限定の日本酒などの場合は、さらに飲んでみたいという気持ちが増すはずです。

②景色を楽しみながら飲むことができる
紅葉や月見、雪など、景色や季節の移ろいを感じながら温泉を楽しみたい方は多いと思います。そこに日本酒が加わることで、より一層楽しい時間を過ごせるかもしれません。

③時間を気にせずマイペースに飲める
普段仕事をしている平日より、旅行など休みの時のほうが日本酒をマイペースに飲むことができます。客室などプライベートな空間でゆっくり飲みたいという方も多いのではないでしょうか。

④日常とは違った贅沢な体験ができる
自宅やお店でお酒を飲むよりも、温泉に入った後ゆっくり日本酒を飲むことで味わえる特別感もあります。非日常の体験ができることが魅力につながるのかもしれませんね。

■夏向きのぬるい温泉×冷やして美味しい日本酒7選

①微温湯温泉 旅館二階堂(福島県福島市)×自然郷 夏酒 芳醇純米 無濾過原酒(福島県矢吹町)

微温湯温泉 旅館二階堂

福島県福島市にある微温湯温泉 旅館二階堂は古来より目の病気にきく温泉として有名で、温泉で目を洗うのが良いとされている温泉です。源泉は32℃とぬるい温泉で、夏ならいつまでも浸かっていられそうです。この温泉は猫好きさんに大変おすすめです。宿で飼っている猫ちゃん達は客室を自由に動き回り、運が良ければ客室で猫ちゃんと一晩一緒に寝ることも可能です。

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自然郷 夏酒 芳醇純米 無濾過原酒 ¥1747(720ml)

原材料夢の香(福島県)60%
アルコール度数13度
日本酒度-6
酸度1.6
使用酵母
仕込水蔵内地下水
取り扱い・保存について要冷蔵

自然郷 夏酒 芳醇純米 無濾過原酒は合名会社 大木代吉本店 (福島県西白河郡矢吹町)で醸されている、アルコール度数13度の無濾過無加水原酒で、5~7月の期間限定で販売されている夏酒です。
梨やメロンを思わせるフルーティーな香り、口に含むと絶妙なガス感がシュワシュワと弾けていきます。
甘くジューシーな味わいながらも後味はスッキリとした印象で、原酒ならではのジューシーな旨味を感じる呑みごたえのある一本となっております。飲み口で感じる軽やかなシュワシュワ感(ガス感)とやわらかな甘さ・キレの良さが特徴の純米酒。暑い時期でもスイスイ飲める一本に仕上げています。

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②横向温泉 滝川屋旅館(福島県猪苗代町)×天明 さらさら純米 Lovely summer 打上花火 2024(福島県会津坂下町)

横向温泉 滝川屋旅館

福島県猪苗代町にある横向温泉 滝川屋旅館は冬季1日1組、それ以外は1日2組しか宿泊客をとっていない秘湯の宿です。足元湧出(浴槽から直接源泉が湧いていること。温泉が新鮮だという証です。)の温泉で、浴槽にはオレンジ色の湯の華がたっぷりと浮かびます。ぬるい温泉で、夏場なら優に1~2時間は浸かっていられるでしょう。お食事は地元の山菜や馬刺しをメインとしたお食事です。特に福島県名物のこづゆと山菜の天ぷらは、これまで頂いた温泉での食事の中でも1番おいしかったです!宿のHPはございませんので、電話での予約になります。

天明 さらさら純米 Lovely summer 打上花火 2024 ¥1716(720ml)

■原料米:酒造好適米
■精米歩合:65%
■日本酒度:-5.0~-8.0
■酸度:2.5
■アミノ酸:1.0
■使用酵母:協会1001号・うつくしま夢酵母F701
■アルコール度:11.5度
■発売:2024年6月~8月
■保存:冷暗所

天明は福島県河沼郡会津坂下町にある曙酒造で醸される日本酒です。日本酒に流れる季節感を様々な方法で表現し、透明感あふれる日本酒を目指した特約店限定銘柄「天明」の季節限定品です。暑い季節にも日本酒をさらさら軽く飲んでいただく事、飲み飽きせず旨味がふわっとした天明らしさを残しながら、疲れた体にも優しいをコンセプトとした夏の大定番「さらさら純米」です。夏の夜空に打ちあがる大輪の花。そんな情景を天明らしい透明感と低アルコールで表現した【Lovely summer 打上花火 fireworks】です。ほのかな香りと軽快な味わい、飲み飽きせず、旨味がふわっとした天明らしさがしっかり残る軽旨口は、疲れた体に染み入る優しい味わいです。

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③栃尾又温泉自在館(新潟県魚沼市)×〆張鶴 吟醸生貯蔵酒(新潟県村上市)

栃尾又温泉自在館

新潟県魚沼市にある栃尾又温泉自在館は足元湧出・不感温度(34~37℃)のラジウム泉で、心身ともに体を癒すことができます。地下にある大浴場「霊泉の湯」では皆が思い思いに温泉と向き合っている姿が印象的です。お食事は地元食材を使用した湯治メニューの花かご膳で、内から体調を回復させることができます。

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〆張鶴 吟醸生貯蔵酒 ¥1730(720ml)

  • 原料米:山田錦
  • 仕込み水:朝日連峰伏流水
  • 特定名称:吟醸酒
  • 精米歩合:50%
  • アルコール度数:15%

新潟県村上市にある宮坂酒造で醸される〆張鶴の夏酒です。酒米の最高峰山田錦を自社精米工場にて丁寧に磨き原料に使います。仕込み水は敷地内の井戸から汲んだ朝日連峰の清冽な伏流水を使用。
きめ細やかな軟水です。しっかりと手間をかけて醸し、上槽後サーマルタンクにて生のまま貯蔵し、火入れは瓶詰め時の一度だけ行う、吟醸造りの”生貯蔵酒”です。フレッシュな香りをそのままに、口当たりやわらかく、爽やかなキレのよい味わいはスッと消える後口が特長です。

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④奥蓼科温泉 渋・辰野館(長野県茅野市)×坐kura 純米大吟醸 【生酒】2023BY(長野県東御市)

奥蓼科温泉 渋・辰野館

長野県茅野市にある奥蓼科温泉 渋・辰野館は武田信玄ゆかりの隠し湯で、打たせ湯・内風呂・露天風呂と3種の浴槽を楽しむことができます。特におすすめは露天風呂「森の温泉」。奥蓼科の森林に囲まれた解放感いっぱいの露天風呂は目で見て・浸かってみて癒されます。お食事は信玄の山里料理をコンセプトに、奥蓼科の野菜をふんだんに使った彩りあふれる料理が提供されます。お味は薄味で、大変おいしいです。

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坐kura 純米大吟醸 【生酒】2023BY ¥3850

長野県東御市にある坐kuraで販売されている坐kuraの生酒です。上質な林檎の香り、口当たりがよく軽快でありながらふくよかな味わいが調和しています。金紋錦が持つ複雑味が奥行きのある旨味と品格を醸し出します。

「坐kura」は、天に恵まれたミクロクリマ「八重原米栽培特A地区」の酒米「金紋錦」を100%使用した、ここにしかない【限定オリジナル日本酒】です。土壌を奥深く知り尽くし、ワインの文法で語られる「テロワール」という概念を酒造りに映し込み、大信州の技能で醸した傑作です。

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⑤毒沢鉱泉 神乃湯(長野県諏訪市)×真澄 純米吟醸 すずみさけ(長野県諏訪市)

毒沢鉱泉 神乃湯

長野県諏訪市にある毒沢鉱泉 神乃湯は武田信玄が金発掘の際にけが人の治療に利用したと語り継がれているほど、効能の高い温泉です。温泉を飲めば貧血や胃腸に、入浴すれば神経痛、筋肉痛、五十肩に効くとされています。源泉の温度はなんと10℃で、夏に浸かっても冷たい温泉です。お食事は旅先での健康を意識した湯治メニューとなっており、花かご膳で頂くことができます。

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真澄 純米吟醸 すずみさけ ¥1620(720ml)

  • 分類:純米吟醸酒
  • 原材料名:米、米こうじ
  • 米の品種:長野県産 美山錦、兵庫県加東市山国地区産 山田錦
  • 精米歩合:55%
  • アルコール分:14度
  • 飲み方:◎冷酒・〇常温・○燗酒
  • 保存方法:冷暗所

真澄 純米吟醸 すずみさけは長野県諏訪市にある宮坂醸造で醸される「真澄」の新しい夏酒です。グラスに注ぐと、グレープフルーツ、メロン、清涼感のあるハーブやみずみずしさが感じられ、フレッシュな果実香と清涼感が広がります。口に含むと、すっきりとした甘味と爽やかな酸味が調和し、軽快な余韻へと続きます。白麹菌由来のクエン酸がアクセントになり、柑橘を思わせる爽快さ溢れる味わいです。涼を楽しむ夏の定番酒としてお楽しみください。

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⑥釜沼温泉 大喜泉(長野県木曽町)×木曽路 夏純 純米吟醸生酒 2023BY (長野県木祖村)

釜沼温泉 大喜泉

長野県木曽町にある釜沼温泉 大喜泉は温泉を飲めば胃腸に、入浴すればアトピーなど皮膚病に効く、効能の高い温泉です。温泉は源泉槽・中間層・源泉の沸かし湯と3つに分かれており、源泉槽の温度は13℃と火照った体を冷やしてくれる温泉です。最近リニューアルオープンされ、施設がきれいになりました。お食事もグレードアップし、1品1品丁寧にお食事を提供してくれます。

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木曽路 夏純 特別純米 生原酒 ¥1584(720ml)

原材料名  米、米こうじ
原料米 長野県産ひとごこち100%
精米歩合 60%
アルコール分 16度
保存方法 要冷蔵(5℃以下)、直射日光を避けて保存

長野県木祖村にある湯川酒造で醸される木曽路の夏酒です。さっぱりとした口当たりの旨口純米酒。木曽路のラインナップの中では、夏向けにやや辛口仕上げで、すっきりと飲むことができます。フィニッシュに微かに感じる苦味が、キリリと冷やした時のアクセントに。酒ならではのギュっとした質感とのバランスが、暑い夏にもってこいです。

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⑦弓ヶ浜温泉 大洞窟の宿 湯楽亭(熊本県天草市)×R05BY 香露 純米酒 涼酒(熊本県熊本市)

弓ヶ浜温泉 大洞窟の宿 湯楽亭

熊本県天草市にある弓ヶ浜温泉 大洞窟の宿 湯楽亭は手彫りで作った洞窟風呂が有名な温泉です。源泉は「赤湯」と「白湯」の2種類あり、白湯は客室のポットに備え付けてあり、飲むことができます。赤湯はクレンジング効果のある炭酸水素塩泉で、成分が濃いため浴槽は茶色い析出物でびっちり覆われています。私が過去行った温泉の中で1番食事が豪華で、天草鯛の塩焼き・渡り蟹・鮑のバター焼き・鱧のフライなど、数多くの品が並びます。中でも刺身盛り合わせは、天草湾の魚がこれでもか!と出てくるので、おすすめです。

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R05BY 香露 純米酒 涼酒 ¥1400(720ml)

  • クラス:純米酒(一回火入)
  • 使用原料米:華錦(熊本県産)
  • 精米歩合:65%  
  • 酵母:熊本酵母(KA-4)
  • 日本酒度:-4.5
  • 酸度:1.45
  • アルコール度:14.0%

熊本県熊本市にある熊本県酒造研究所で醸される香露の夏酒です。熊本県オリジナル酒米「華錦」と「熊本酵母」を使用した醪を、上槽後、低温で30日弱貯蔵し軽い熟成を経て、熱酒瓶詰(1回火入)し、瓶貯蔵させた逸品です。夏に心地よい爽やかな酸味と、フレッシュ感を楽しめます。

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■温泉ソムリエの入浴五か条

①入浴前後には1杯ずつ水を飲もう!

入浴15分~30分前に水分をとると「サラサラ血」の状態になります。この時お酒は利尿効果があるので飲まないようにしましょう。おすすめは緑茶です。緑茶にはビタミンCが入っており、湯あたりしにくくなります。

②入浴前には、足先など心臓の遠くから順に十分な「かけ湯」をしよう!

「かけ湯」は温泉の泉質や温度に慣らすためのものです。足先など心臓の遠くから順に、お風呂に入ったと勘違いするくらい、十分なかけ湯をしましょう。

③頭には濡れたタオルを乗せよう!

のぼせやすい「内湯」と「夏の露天風呂」では「冷たいタオル」を頭に、脳の血管が収縮して危険な「冬の露天風呂」は「熱いタオル」を頭に乗せるとよいでしょう。そして入浴するときも、上がるときもゆっくりとするようにしましょう。

④一気に長湯せず、「分割浴」をしよう!

熱めのお湯なら「3分入浴→休憩」を3回繰り返し、ぬるめのお湯なら「5分入浴→休憩→8分入浴→休憩→3分入浴」(ご破算と覚えましょう!)すると、一気に入浴するよりも湯冷めしにくいです。

⑤疲労回復には膝下の「温冷交互浴」が有効!

膝下にお湯をかけること3分、水をかけること1分、これを3~5回ほど繰り返すと、末梢血管が広がり、疲労物質が排泄されやすくなります。また、お湯をかける3分は普通の入浴、水のみ膝下でも構いません。

■健康にいい日本酒の飲み方と注意事項

①日本酒を飲むたびに一口の水を飲もう!

日本酒を飲む際には、「和らぎ水」を用意し、必ず水分摂取をするようにしましょう。水分摂取をすることでアルコールの分解が促進され、悪酔いしにくくなります。アルコールのちゃんぽんなどはもってのほかです。

②日本酒は1日1合程度にしよう!

適度な飲酒は血液の循環を促進し、体の疲れを癒してくれます。適切な飲酒量は1日1合程度です。疲れを取りたいからと言って多量の日本酒を飲むのはやめましょう。

③日本酒だけでなく、おつまみも食べよう!

日本酒だけ飲んでいると飲むスピードが速まり、酔ってしまいがちです。おつまみも一緒に食べることで、ゆっくりと日本酒を楽しむことができます。おすすめのおつまみはあたりめです。塩分量が少なく、硬いので、少ない量でゆっくり楽しむことができます。

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④入浴後に日本酒を飲もう!

日本酒は入浴後にゆっくり飲むようにしましょう。入浴前に日本酒を飲むと血圧が急激に変化し、脳卒中や心臓発作を起こす危険性があります。

⑤日本酒を持ち込めるかどうか、宿に確認しよう!

宿によっては日本酒などお酒を持ち込めないところもあります。宿の方に確認をとってから、持ち込むようにしましょう。温泉宿でお酒を販売している場合、基本的にお酒を注文するのがマナーです。そのため持ち込んだお酒は客室でお酒を楽しむようにし、食事会場やロビーといった目につく場所でお酒を楽しむのは避けましょう。また持ち込んだお酒の瓶などは持ち帰りするようにしましょう。

■まとめ

夏向きのぬるい温泉×日本酒特集、いかがだったでしょうか?気になるものがあれば詳細はこちらボタンを押してチェックしてみてくださいね。それではまた!

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