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秋限定の日本酒ひやおろし・秋上がりとは?おすすめ13選を紹介!

#ひやおろし#坐kura#大信州酒造#日本酒#秋上がり#美味しい日本酒

秋に人気の日本酒「秋酒」をご紹介いたします。

■秋に人気な日本酒

そもそも秋酒とは?

「秋酒」とは、秋の風物詩として庶民に愛されてきた「暑い夏を越し、程良く熟成されたまるみのある日本酒」のこと。

新米の収穫が終わった秋から翌年の春にかけて造られた日本酒は、搾ったあとに「火入れ」を行ってから蔵で貯蔵されます。夏の期間をひんやりした蔵の中で寝かすことによって、春先には粗っぽさが目立つ新酒の角が取れ、まろやかな味わい深さがでてきます。新酒の若々しさと、ほど良いまろやかさの両方を楽しめる「秋酒」は、まさに秋限定の季節酒です。

「ひやおろし」とは?

春先に搾った新酒を、一度だけ火入れを行い、秋まで貯蔵して出荷するお酒のことです。秋口になって、出荷する前の2回目の火入れを行なわず、「冷や」の状態で「卸す」ので、「ひやおろし(冷や卸し)」と呼びます。ここでいう「冷や」とは、常温のことです。

「秋上がり」とは?

「秋上がり」とは、秋になって程よく熟成されたことで、旨味が増して酒質が向上した日本酒を指します。反対に、うまく熟成しなかったり、酒質が向上しなかったりした場合には、「秋落ち」と呼ばれます。

「ひやおろし」「秋上がり」の違いについて

その違いは、どの側面を指したかの違いです。「秋上がり」は夏を越えて秋口に熟成した「状態」のことを指し、「秋上がり」した日本酒を、外気温が低くなってきた秋に「常温で出荷する」ことを「ひやおろし」と呼んでいます。

ただ最近は、技術が進化して酒蔵の設備投資もすすんでいることから、ひやおろしの規定が曖昧になってきています。酒税法上の厳密な規定はなく、定義についてはあいまいになっており、分かりにくいので、「秋酒」という広義の表現を使うことも多くあります。

秋酒のおすすめの飲み方

「秋酒」のおすすめの飲み方についてご紹介します。

貯蔵前に火入れを行い、それ以降の火入れはしないお酒のことを「生詰め酒」と言います。「秋酒」はあえて2度目の火入れを行わないため、生の味の良さも楽しめます。

生ならではの爽やかな味わいを楽しみたい方は、よく冷やしたままの状態で飲むと良いでしょう。冷やして飲むことで、スッキリとした口あたりと繊細な味わいが際立ちます。

辛口のひやおろしであれば、オン・ザ・ロックでもおいしくいただけます。

夏を越して熟成された「秋酒」の豊かなコクを楽しみたい方には、お燗がおすすめです。温度帯は40度程の「ぬる燗」から50度以上の「熱燗」まで、旨味を存分に味わえるでしょう。

秋に人気のある日本酒10選!

①【風穴ひやおろし】大信州 厳選中取り 八重原純米大吟醸 (長野県:大信州酒造)¥2350(720ml)

松本市安曇稲核(いねこき)地区の風穴(ふうけつ)にて熟成。ここは「真夏でも8℃」を保つ神秘の地。自然が創り出した溶岩道と亀裂の中を「程よい湿度と冷気と 山々の霊気を纏った「北アルプスの気脈が吹き出す」。「ひとごこち」で醸した「八重原 純米大吟醸」は静かに熟成を重ね、非常にまろやかで奥深い旨み持つひやおろしとなります。最後に甘・酸・辛・渋が一体となって心地よく余韻が残ります。 少し冷やした状態から温度を上げながら、また燗でお楽しみいただくことにより、より豊かな表情を楽しんで頂けます。

◆スペック

使用米:長野県産契約栽培、八重原米「ひとごこち」

火入れ瓶貯蔵

味わい:芳醇旨口

飲酒適温(冷/温):10℃ / –

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②亀の海(かめのうみ) 秋あがり 純米吟醸(長野県:土屋酒造)¥1485(720ml)

秋になって酒米の味わいがほどよく乗って、秋の味覚に合う絶妙の甘味・酸味のバランスがよくなる頃が、この秋の季節酒です。酒米「ひとごこち」は程よく米の旨味がのる品種です。里山で採れるキノコ、リコボウ(ハナイグチ)の御浸しと抜群に良く合います。

しっかりと冷やしてゆっくり飲みながら、酒の温度が自然に戻るのと味わいが広がるのをグラスの中で楽しむのがオススメです。

◆スペック
使用米:ひとごごち(長野県産)
精米歩合:59%
飲酒適温:10~40℃
保管方法:冷暗所

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③七賢(しちけん) 純米 ひやおろし(山梨県:山梨銘醸)¥1320(720ml)

春に仕込んだ純米酒を低温の環境下で緩やかに熟成されています。
搾りたてのフレッシュ感と角の取れた柔らかな口あたりです。

お燗で飲む事を推奨されるひやおろしが多い中で、七賢のひやおろしは冷やで良し、常温で良し、燗で良しのお好みの温度帯でお楽しみ頂ける仕上がりとなっております。

冷やして飲む際には、味の広がりや奥行き・香りなどの個性を一段と鮮明に味わう事ができるワイングラスがオススメです。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:ひとごこち、あさひの夢
精米歩合:70%
アルコール度数:15度
保管方法:冷暗所

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④天狗舞(てんぐまい) 山廃純米 ひやおろし(石川県:車多酒造)¥1540(720ml)

天狗舞は通年商品である山廃純米が既に1年熟成させたもの。
ですので、一夏越えのひやおろしはレギュラー酒よりも軽い熟成感がお楽しみ頂けます。

伝統の酒母に天狗舞独自製を加味し、芳醇な香味と酸の調和を醸し出します。
すっぱい酸ではなく、全体を引き締めキレの良い後味になるよう旨味と調和する酸は、味のしっかりとした秋の食材や脂ののった焼き魚などと好相性です。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3
酸度:1.8
アルコール度数:18度
保管方法:冷暗所

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⑤七田(しちだ) ひやおろし 純米 全量雄町 七割五分磨き(佐賀県:天山酒造)¥1568(720ml)

精米75%とは思えぬ綺麗な味わい。
洗練された穏やかな米の香り、雄町らしいしっかりと腰のある奥行きを感じます。
酒米の王様山田錦に匹敵するくらいに米の旨みを表現できる人気の酒米”雄町”をあえて磨かずに、そのお米の力を最大限に引き出しています。

酵母由来のバナナを想わせる香りと、雄町らしい旨味の広がりと余韻のキレ。
鶏の唐揚げや秋の食材を使った松茸の土瓶蒸しなどと合わせてお楽しみください。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産)
使用米:雄町
精米歩合:75%
日本酒度:+2
酸度:1.6
アルコール度数:17度
保管方法:冷暗所

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⑥雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 純米吟醸 ひやおろし(秋田県:斎彌酒造)¥1815(720ml)

非常に綺麗な仕上がりを魅せるひやおろしです。
ほのかに果実系の香りを感じさせ、酸味と甘みが調和した落ち着いた旨みが広がります。
熟成感はもちろんありますが、クリアで軽快さがあり雑味の無い味わいでググっとくる主張は控えめです。
とても上品でキメ細かい酸と穏やかで上品な香りが心地良く、食中酒としてピッタリです。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:麹)山田錦、掛)秋田酒こまち
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:1.5
アルコール度数:15.9度
保管方法:冷暗所

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⑦初孫(はつまご) 「もみぢ浪漫」純米酒(山形県:東北銘醸)¥1375(720ml)

山形県産米を使用し、生もと造りで醸しあげた純米酒を、夏の涼しい蔵でじっくりと熟成させたました。まろやかで、ふくらのある旨さとキレの良い後味が特長です。
召し上がる時のおすすめ温度は、13℃から15℃、お燗をするときは42℃くらい。
実りの秋の旬の料理にぴったりです。

◆スペック
原料米:山形県産米100%
精米歩合:60%
アルコール分:15.5
日本酒度:+1
酸度:1.6

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⑧不動(ふどう) 純米吟醸 ひやおろし(千葉県:鍋店)¥1650(720ml)

秋田県産酒造好適米「酒こまち」55%精米歩合の、ひやおろし純米吟醸酒。

タンク火入れで熟成していた原酒を、そのまま無炭素濾過で生詰めしています。
落ち着きのある果実香と一夏寝かせた事により程良い熟成した味わいがお楽しみいただけます。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産)
使用米:秋田県産酒こまち
精米歩合:55%
日本酒度:−1
酸度:1.7
アルコール度数:16.6度
保管方法:要冷蔵

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⑨寒菊(かんきく) OCEAN99 Series 橙海(とうみ) -Arrival- (千葉県:寒菊酒造)¥1595(720ml)

穏やかながら、パイナップルなどの果実香を感じます。
一口含むと凝縮感のある円みを帯びた程良いジューシーな旨味。
その後、綺麗な酸が現れ全体を締めてくれます。

夕日で橙に染まる九十九里上空を通過し着陸する飛行機に見立て「Arrival(着陸)」と命名されました。
徐々に風が心地よくなり始める盆明け以降の夜を想定。
軽さの中にも深みのある寒菊銘醸様なりの夏の終わりを目指しています。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用米:酒造好適米
精米歩合:55%
日本酒度:−5
酸度:1.4
アルコール度数:15度
保管方法:冷蔵推奨

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⑩栄光冨士(えいこうふじ) 熟成蔵隠し ひやおろし 純米大吟醸 無濾過生詰原酒(山形県:冨士酒造)

数量限定の熟成シリーズ:蔵隠しのひやおろしです!
五百万石を50%まで磨きあげ、タンク内貯蔵にてゆったり熟成された純米大吟醸です。
落ち着いた吟醸香と、なめらかで軽快な熟成感をお食事と共にお楽しみください。

◆スペック
カテゴリー:日本酒(純米大吟醸酒)
原材料名:米(国産)、米麹(国産)
使用米:五百万石
精米歩合:50%
日本酒度:±0.0
酸度:1.7
使用酵母:山形酵母
アルコール度数:17.1度
保管方法:要冷蔵

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食欲の秋を楽しむ秋の日本酒の提案

秋は、豊かな食材が旬を迎える季節で、日本酒とも相性の良い料理がたくさんあります。以下のポイントを参考にして、秋の日本酒とともに食事を楽しんでみてください。

●秋の食材と相性の良い日本酒

  • キノコ類: きのこは秋の代表的な食材です。特に「松茸」や「椎茸」は風味が豊かで、軽やかでフルーティーな「吟醸酒」や「純米吟醸酒」と相性が良いです。
  • さつまいも: 甘みのあるさつまいもには、柔らかい口当たりの「純米酒」や「本醸造酒」がぴったりです。
  • : 栗の甘さには、まろやかな「純米酒」や「特別純米酒」が合います。
  • さんま: 秋の味覚の代表格であるさんまには、すっきりとした「淡麗辛口の純米酒」や「吟醸酒」が合います。

●秋の日本酒の特徴

  • 辛口から甘口まで: 秋は温かい料理が多くなるので、辛口の日本酒は料理の味を引き立てます。一方、少し甘めの酒も、秋の豊かな味わいと調和します。
  • 香りと風味: 秋は香り高い酒が増えてくる季節です。特に「香り高い吟醸酒」や「大吟醸酒」は、秋の風味豊かな料理と楽しむのに最適です。

■秋限定の日本酒イベントとキャンペーン

秋の季節限定の日本酒イベントやキャンペーンの紹介

①秋酒祭 愛知〜AUTUMN SAKE FEST 2024〜

古来より、10月は新米で新酒が造られ始め、一方、春先に造られたお酒が熟成して飲み頃となる「秋あがり」の時期。ここ愛知県は、大和や京に近く交流も盛んだったため、千年も前から酒造が盛んにおこなわれていました。現在でも、約50の蔵が製造をつづけ、全国の6位の生産量を誇ります。

この「秋酒祭」は、そんな地元愛知県の魅力のひとつである”愛知の地酒”を秋空の下で楽しもうというイベントとして、愛知県酒造組合と共催で、2017年にスタートし、2018年、2019年と多数の方にご来場いただき、愛知県内でも最大規模の日本酒イベントとして成長いたしました。

2024年も、10月5日(土)・6日(日)の2日間、久屋大通公園にて県内最大級の日本酒イベントとして開催予定です。当日の会場内では会場からの公開生放送やアーティストによるミニ・ライブ、ZIP-FMのナビゲーターも多数登場します。

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②秋酒祭 岐阜〜岐阜の地酒に酔う2024〜

古来より、10月は新米で新酒が造られ始め、一方、春先に造られたお酒が熟成して飲み頃となる「秋あがり」の時期。ZIP-FMでは、”岐阜の地酒”を秋空の下で楽しむイベント「秋酒祭」を岐阜県酒造組合連合会と共催で2023年に初開催しました。当日は、予想を上回る5,000名(2日間のべ)の日本酒ファンからビギナーまでが訪れ、会場は活況となりました。

2024年も、10月26日(土)・27日(日)の2日間、岐阜駅から徒歩10分、柳ケ瀬商店街近くにあり、2023年にリニューアルオープンした金公園にて県内最大級の日本酒イベントとして開催します。

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■秋の日本酒ラベル特集3選

秋の訪れを感じさせるおしゃれな日本酒のパッケージデザインの紹介

①純米吟醸 吟麗 秋あがり(高知県:酔鯨酒造)¥1595(720ml)

吟醸酒の主力商品「純米吟醸 吟麗」の一部を氷温貯蔵し、秋に出荷しています。原料米には吟風を使用し、自社酵母でじっくり醸造しています。清酒は寒造りしたものを貯蔵し、夏を越えることにより味の熟成が進み、秋を迎える頃には、深い味わいを感じて頂けます。貯蔵方法を瓶貯・氷温貯蔵としたことにより、味のバランスを崩さずに綺麗な熟成が可能となりました。

しっかりした旨みとキレの良い後味が特徴です。麹をしっかり造ることにより素材の旨みを引き出し、これに酔鯨特有の酸味を組み合わせ、旨みと後味の良さを両立しています。また氷温熟成することにより、味の幅が広がり、旨みをじっくり感じていただけるお酒に仕上げてあります。

◆スペック

タイプ:純米吟醸
原料米:吟風(北海道)
精米歩合:50%
アルコール度数:16度
日本酒度:+7
酸度:1.7
アミノ酸度:1.2
保管温度:室温

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②美丈夫 純米吟醸 純麗たまラベル 秋酒(高知県:濱川商店)¥1595(720ml)

満月に向かいニャーンと伸びた「たま」の限定ラベル。

春と夏の間、低温貯蔵でじっくりと熟成させ秋の時期ならではの深みある味わいになっています。柔らかな軟水を用いた低温発酵は、じっくり穏やかな経路をたどりきめ細やかで豊かな口当たりです。

控えめな吟醸香は料理の邪魔をすることなくキュンとした酸味と果実を連想させる爽やかさを併せ持ちます。

米の旨味と柔らかな酸味が口の中で広がる味わい深い秋酒に成長し、口当たりの良さと切れ味は食中酒に最適です。

◆スペック

原料米:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:55%
アルコール度数:15度

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③秋鹿 純米大吟醸 レトロラベル(大阪府:秋鹿酒造)¥3080(720ml)

比較的低精米にて、米の旨みを引き立たせる秋鹿においては珍しい、純米大吟醸酒です。なんと生産本数は380本という超限定生産。裏面には製品番号が記載されています。

初代蔵元、奥鹿之助氏が大正7年に登録したラベルを現代に再現!
仄かに香る吟醸香からするするとした口当たり。秋鹿らしい旨味と酸味はかなり上品に感じられ、ボリュームを与える役割ではなく全体をまとめ上げる役割を担っています。
優雅にキリッと、それでいて秋鹿らしさを感じられる特別な純米大吟醸です。
大正の時代に思いを馳せながらお楽しみください。

→酒造はこちら

■まとめ:秋の日本酒で彩る特別なひととき

秋に人気の日本酒「秋酒」特集、いかがでしたでしょうか。皆様の気になる秋酒は見つかりましたか?残暑が厳しいですが、秋酒を飲んで秋を感じましょう!また、引き続きこんなことを記事にしてほしいや、記事に対するご感想など、コメントお待ちしております。では、また!

坐kura
〒389-0406
長野県 東御市八重原1588
電話番号 / 070-9145-6673
営業時間 / 木・金・土・日・祝 13:00~17:00
定休日 / 月~水

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