久保田 萬寿や鶴齢など新潟県で人気な日本酒ランキング15選!
久保田 萬寿や鶴齢など新潟県で人気な日本酒ランキングをご紹介いたします。
■新潟の日本酒特集
新潟で人気の日本酒銘柄とブランド紹介
●新潟の日本酒おすすめ銘柄5選【甘口】
①鶴齢【青木酒造】
「鶴齢」は、新潟の自然が生み出したお酒といえる日本酒。火入れの後の貯蔵は天然の雪で作られた雪室で行われます。低温貯蔵された日本酒はじっくりと熟成されるため、まろやかな味わいになります。
地元新潟ではお燗で飲む方が多いですが、冷酒や常温でも美味しくいただけます。醤油味のお料理やお刺身とのマリアージュをお楽しみください。
また、鶴齢は長寿の象徴の鶴にちなんで命名された銘柄です。お祝いや長生きを願う席への贈答にもおすすめです。
②五郎八【菊水酒造】
「五郎八」は秋冬限定で販売されるにごり酒です。にごり酒は原料の米麹や酵母を残したお酒で、濃厚な米の旨みやコクを楽しめます。
甘みがあるので女性も飲みやすいお酒です。おすすめの飲み方は風味を楽しめる冷酒や、カクテル。カクテルならアルコール度数が下がり、より飲みやすくなります。
カクテルにするなら炭酸やオレンジジュース、梅酒割りが人気です。炭酸は五郎八の半分、オレンジジュースや梅酒は1:1で作ってみてください。
③上善如水【白瀧酒造】
「上善如水」は、純米吟醸酒やスパークリング日本酒などのラインナップがある銘柄です。季節によって「生酒」や「ひやおろし」もあります。雪解け水が約50年の時をかけて、地下水になり、その地下水を使って日本酒を仕込んでいます。
名前の由来になっているように水のようにサラリと飲みやすい特徴があり、日本酒初心者や女性の方も飲みやすいでしょう。
おすすめのペアリングは白身のお刺身です。食材の繊細な味わいを損ねず、美味しくいただけます。
日本酒初心者の方へのプレゼントにもおすすめです。
④村祐【村祐酒造】
「村祐」は新潟=淡麗辛口の酒という固定概念を覆したお酒です。
和三盆のような繊細な甘みや味わいを目指したという村祐。甘味を感じるほどに酒米を使用しており、甘味のレベルが高くなるほど品質のランクも上がります。日本酒が苦手な人にも飲みやすいと話題になり、ファンも多いお酒です。
「直感的に酒を楽しんでほしい」という社長の想いから、酒の種類や酒米の種類は非公開。
限定流通品で、やや手に入りにくいお酒です。見つけたらぜひお試しください。
⑤高千代【高千代酒造】
「髙千代」にはさまざまなシリーズがあります。その中で甘口でフルーツ香が楽しめるのが「豊醇無蓋 たかちよ 」シリーズです。
平仮名で表記されている「たかちよ」シリーズは、「自由に味わってほしい」という想いから酒米や日本酒度は非公開になっています。中でも青ラベルは日本酒初心者の方も飲みやすいでしょう。
おりがらみ酒は少しにごりがあり、グラスに注ぐと見た目もオシャレです。米の旨みや甘み、酸味をお楽しみください。
●新潟の日本酒おすすめ銘柄5選【辛口】
①八海山【八海酒造】
「八海山」は全国的に有名な日本酒なので、名前を聞いたりお店で見かけたりしたことがある方も多いでしょう。
八海山は本醸造酒や大吟醸酒などラインナップが豊富なので、飲み比べをしても楽しいお酒です。
中でも純米大吟醸酒は高級なお酒で、掛け米に山田錦や五百万石、美山錦を使用。米の旨みを引き出しつつスッキリとした味わいです。上品な甘みが料理の味わいを引き立ててくれます。
②越乃景虎【諸橋酒造】
「越乃景虎」は仕込み水に超軟水を使用。辛口ですが非常にまろやかで繊細な味わいです。
超辛口を謳っている本醸造酒の景虎は日本酒度が+12。それでも米の旨みや甘みをしっかりと感じられます。雑味がなくスッキリと水のように飲めます。
超軟水の仕込み水で酒造りができる蔵だからこそ作れるお酒の味わい。甘い日本酒が苦手な方にも喜んでもらえるお酒です。
③吉乃川【吉乃川酒造】
吉野川酒造は460年の歴史がある老舗の酒蔵です。
「吉乃川 厳選辛口」は2016年の「燗酒コンテスト」で金賞を受賞。麹造りから辛口になるよう仕込まれたお酒で、晩酌の定番酒におすすめです。料理の温度や好みに合わせて冷酒や上燗でおいしくいただけます。
味わいはスッキリとしていて料理の味わいを邪魔しません。辛口が好きな方にぜひお試ししていただきたい1本です。
④越乃寒梅【石本酒造】
「越乃寒梅」にはさまざまなラインナップがあります。晩酌のお供にしたいなら、辛口の普通酒「白ラベル」がおすすめです。
普通酒ですが、吟醸造りの技術を元に、原料米を低温でじっくりと発酵させて醸造しています。控えめで上品な香りと力強い味わいを楽しめるお酒です。キレ感も抜群なので、味の濃い料理とペアリングしやすいでしょう。
⑤山間【新潟第一酒造】
「山間」は、絞りの時の中採り部分だけを瓶詰めした無濾過の日本酒です。味わいは果実感があり、甘く感じます。その後にフレッシュな酸味と旨みがガツンとくるお酒です。
独特の風味があり、「一度飲んだらリピーターになってしまう」といわれるほど。入荷をしてもすぐに売り切れてしまうため、見かけたら購入をおすすめします。
山間は製造されたタンクによって味わいが少し異なるお酒です。タンクは「〇号」と表記されています。タンクの違いによる味わいの変化を比べてみてもおもしろいでしょう。
●新潟の日本酒おすすめ銘柄5選【フルーティー】
①久保田【朝日酒造】
「久保田」は現在16種類のシリーズが販売されています。その中でも「久保田 萬寿」は久保田シリーズの中でも最高峰のランクに位置する特別なお酒です。
山廃仕込みで酒母を作っているため、上品な米の甘みや旨みが感じられます。フルーティーな香りと合わさり、サラリとしたキレのある呑み口はやみつきになるでしょう。
特別な人へのプレゼントにも最適です。
②香里音【朝日酒造】
「香里音」は日本酒度が-38度の甘酸っぱいお酒です。よく冷やしておけば、酸味が際立ち果実のような味わいを楽しめます。ブーケをイメージした香りと、甘酸っぱくジューシーな果実を思わせる味わいを楽しめる新感覚の日本酒です。
徐々に温度が上がってくると甘い香りが立ち上がり、ビターチョコレートのような渋みのある大人な味わいに。
ペアリングするなら酸味のあるフルーツなどがおすすめです。ぜひ温度の変化による味わいをお楽しみください。
③あべ【阿部酒造】
「あべ」はすべて原酒のシリーズで、阿部酒造が2015年から販売開始した新しいブランドです。原料米の特徴を活かした旨みや酸味を感じられるように設計されています。
あべシリーズでフルーティーなお酒は「あべ 純米大吟醸」。原料米に「越神楽」を使用しており、フルーティーでしっかりとした味とやわらかさや深みのある味わいです。
日本酒好きな方へのプレゼントに最適で、ドライフルーツが入った焼き菓子などを添えても喜ばれるでしょう。
④荷札酒【加茂錦酒造】
「荷札酒」は、120年の歴史がある加茂錦酒造が2016年にリリースした新ブランド。原料米の違いやろ過、火入れの有無などで様々なラインナップのある銘柄です。
すべて純米大吟醸で作られるため、フレッシュでフルーティーな香りが特徴。甘過ぎず、柔らかい味わいです。ペアリングする食材や料理の幅も広く、自分の好みに合わせやすいでしょう。
次世代にも喜ばれる酒質を目指したお酒です。好みの酒米で醸された銘柄を選んでも新しい発見があるでしょう。
⑤醸す森【苗場酒造】
「醸す森」は日本酒造りの機械化が進む中で、洗米、麹、仕込み、上槽のほとんどを手作業で作ったこだわりのお酒です。
醸造時の一番の特徴は「1段仕込み」であること。アルコールに分解され始めた若い状態の原料米を搾るため、低アルコールでお米の甘みやフレッシュさを贅沢に味わえるお酒になります。
醸す森は生原酒です。瓶の中で徐々に発酵が進み、保存による味わいの変化も楽しめます。
新潟の風土や伝統が生み出す日本酒の特徴と風味
酒の一大産地と言われる新潟県内にはおよそ90を超える蔵があり、その数は全国第一位。これまで新潟県の日本酒造りを支えてきたのは、ミネラルが少ない超軟水の仕込み水です。
新潟県は豪雪地帯としても知られ、降り積もった雪は時間をかけて雪解け水に変化します。この雪解け水を仕込み水として使用することで、スッキリとキレのある淡麗辛口の日本酒が完成するのです。
あっさりとした新潟県の日本酒は、食事との相性が抜群で、食中酒として楽しむのもばっちりです。口の中をスッキリとクリアにしてくれるものから食事の味わいを引き立ててくれるものまで、幅広く展開しています。新潟県の日本酒を味わうのならば、ぜひ食事と一緒にどうぞ。
■新潟の日本酒と食のマリアージュ
新潟の食文化と日本酒の魅力的な組み合わせ
●地元の米を使用
新潟の日本酒は地元で収穫された高品質な米を使用して作られています。米の旨味がしっかりと感じられる酒が多いです。特に、コシヒカリを使った酒は、その米の甘みと旨味を引き立てて、口当たりが柔らかくなります。
●酒と魚の相性
新潟の日本酒は、魚介類との相性が抜群です。特に、新鮮な刺身や寿司と一緒に飲むと、日本酒の香りと味わいが魚の旨味を引き立てます。例えば、辛口の日本酒は、脂の乗った魚と相性が良く、口の中で調和が取れます。
●温かい料理との組み合わせ
新潟の日本酒は、温かい料理ともよく合います。「へぎそば」や「たれかつ丼」など、温かい料理と一緒に楽しむことで、日本酒の味わいが一層引き立ちます。特に、しっかりとした味付けの料理と合わせると、酒の風味が深まります。
■新潟の日本酒イベントと酒蔵めぐり
新潟で開催される日本酒イベントや祭りの紹介
●にいがた酒の陣
「にいがた酒の陣」とは、新潟県内の酒蔵が一堂に会する日本酒の一大イベント。日本一の酒蔵数を誇る新潟県の日本酒のつくり手たちが、3月上旬(第1回は2月開催)に新潟市のコンベンションセンター〈朱鷺メッセ〉に集まり、2日間にわたって新潟県内外、海外からの来場者をもてなします。
各酒蔵が500種類を超える自慢の日本酒を取りそろえ、来場者はオリジナルお猪口を手に酒蔵のブースを訪れます。それに加え、新潟の食や物販、協賛ブースなどが軒を連ね、新潟の日本酒を心ゆくまで楽しむことができます。
来場者にとっては、日本酒の開発秘話や苦労話など、面と向かって酒のつくり手とコミュニケーションをとることができ、つくり手たちにとっては来場者が目の前で口にした感想をその場で聞くことができる貴重な機会でもあります。さらに、新酒のテストマーケティングの側面もあり、一般の日本酒愛好家とは別に、商談のために訪れる来場者も年々増えているそうです(商談会は会期前日に開催)。
コロナ禍を乗り越え、4年ぶりに開催された2023年からは、定員と時間制限を設けたチケット制を導入し、チケットは発売から数日で売り切れるほどの人気ぶりです。
●越後・謙信SAKEまつり
越後・謙信SAKEまつりは、2006年より開催。
上越地域の日本酒をはじめ、ワイン、どぶろく、地ビールなど「SAKE」を一堂に集め、上越地域の酒づくり文化を紹介するイベントです。
2024年は10月19日(土)、10月20日(日)に開催予定です。上越地域の日本酒の蔵元と県内外ゲスト蔵元による試飲や、上越地域の食や物販のブース出店行います。
■新潟の地酒文化と歴史
新潟の地酒文化の背景と歴史の紹介
新潟県は日本有数の酒どころです。奴奈川神社の旧記に「沼垂の田の稲を用いて醸した甜酒」との記述があり、1000年以上前から酒造りが行われていたと考えられています。また、上杉謙信が5年間にわたり清酒などの税金を免除したことで、酒造りの発展につながったとも言われています。
新潟県には約90の酒蔵があり、全国でもトップクラスの数を誇ります。生産量は全国3位ですが、そのうち特定名称酒の占める割合は約7割と高く、早くから吟醸酒を造り続けてきた名酒どころです。新潟は米どころでもあり、酒造好適米の代表品種として「越淡麗」があります。「山田錦」と「五百万石」を交配させた晩生品種で、大吟醸酒の醸造に適しています。
新潟の日本酒が地域に与える影響と価値の考察
1. 地域経済への影響
地元産業の活性化: 新潟の日本酒産業は、地域経済に大きな影響を与えています。地元の米や水を使用することで、地域農業の振興にもつながります。また、酒蔵は地元の雇用を生み出し、地域経済を支える重要な産業となっています。
2. 文化的価値
伝統と技術の継承: 新潟の日本酒製造には長い歴史があり、その製造技術や伝統は地域の文化として受け継がれています。地元の酒蔵では、古くからの製法を守りつつも、新しい技術や工夫を取り入れることで、伝統を現代に生かしています。
3. 観光への影響
酒蔵ツーリズム: 新潟の日本酒は観光資源として重要です。酒蔵見学や酒造り体験、試飲イベントなどが観光客を引き寄せ、地域の観光振興に寄与しています。また、酒蔵のある地域では、地元の食材とともに日本酒を楽しむ食文化ツアーが人気です。
新潟の日本酒は、地域経済、文化、観光、コミュニティの各側面において重要な役割を果たしており、その価値は単なる飲み物に留まらず、地域全体の発展に寄与しています。地元の資源を最大限に活用し、伝統を守りながらも革新を追求することで、新潟の日本酒は今後も地域の発展に貢献し続けるでしょう。
■まとめ:新潟の日本酒を楽しもう
新潟県で人気な日本酒ランキング、いかがでしたでしょうか。気になる日本酒はございましたか?この機会に新潟県で人気な日本酒を知って、新潟の日本酒を楽しみましょう!また、気になることやこんなことを記事にしてほしい!などあれば気軽にコメントくださいね。お待ちしております!
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