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日本酒と料理のペアリングとは?レシピも紹介!

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日本酒と料理のペアリングについて、レシピを交えて紹介します。

■日本酒と料理のペアリングレシピ:味の相性から季節の料理まで

日本酒を飲むときにどんな料理と合わせたらいいか困ることはありませんか?そこで今回は日本酒と料理のペアリングについてレシピを交えて学んでいきましょう!

日本酒と料理の相性の基本

日本酒と和食は日本の長い歴史の中で互いに「和食に合うお酒」「日本酒に合う料理」として発展してきたので、どのようなタイプの日本酒も伝統的な和食とは基本的に相性は良くなっています

また一般的にワインなどに比べると、幅広くいろんな食事に合うことが特徴です。日本酒は懐の広いお酒なのです。

【日本酒が料理に与える影響】

  • 魚貝類の生臭さを引き出さない
  • 醤油、味噌、塩辛、鰹節、昆布、茸、魚卵などアミノ酸の旨味を活かした料理とよく合う
  • 冷酒・常温・燗と飲む温度が広く、冷たい酢の物から、熱い鍋物に至るまで料理の温度を選ばない
  • 塩分の多い料理から少ないものまで、また薄い味付けの料理から濃いものまで、幅広く相性が良い
  • 酢を用いた料理とも、ワインのように味のバランスが崩れることなく、相性は悪くならない。(例えばワインはお寿司などと頂くと魚の生臭さを助長してしまうことがある。)また、ゆず・かぼす・すだちなどの柑橘類の酸や香りとの相性も良い
  • 照り焼きや甘露煮のような甘味(特にみりん)のある料理で、お酒のバランスが崩れることがない
  • わさび、唐辛子、山椒・しょうがなどの和風の香辛料と良く合う
  • 木の芽、しそ、みょうが、ねぎ、三つ葉などの香りの高いものも合う

日本酒の種類と合う食材

ペアリングについて学ぶ前に、日本酒の種類と合う食材について一緒に確認していきましょう。

日本酒のタイプは大きく分けて7タイプあります。

①フルーティー(薫酒)

果物のような香りやジューシーな甘みが魅力。程よい酸味と軽やかな味わいなので日本酒ビギナーにもおすすめです。

【日本酒の種類】吟醸、大吟醸、生酒など

【おすすめの温度帯】冷酒

【香り】りんご、バナナなど

【合う食材】白身魚、鶏肉、ハーブなど

②軽快(爽酒)

すっきりとしていてキレがあり、ドライな印象。食中酒としてごくごく飲みたい方におすすめです。

【日本酒の種類】吟醸、本醸造など

【おすすめの温度帯】冷酒~ぬる燗

【香り】オレンジ、レモン、ハーブ

【合う食材】香味野菜、魚介類全般、鶏肉など

③旨口(醇酒)

米のコク、うまみが感じられるタイプ。ご飯に合う料理なら、旨口タイプはほぼ何でも合います。濃い味のおつまみとちびちびやりたい人におすすめです。

【日本酒の種類】純米酒に多い

【おすすめの温度帯】常温~熱燗

【香り】米、せんべい、ヨーグルト

【合う食材】青魚、魚卵、味噌など

④熟成(熟酒)

柔らかな口当たりと濃厚な味わいが特徴。熟成ならではのうまみと甘みが堪能できます。

【日本酒の種類】熟成酒、貴醸酒など

【おすすめの温度帯】常温以上

【香り】カラメル、はちみつなど

【合う食材】レバー、チョコレート、チーズなど

⑤にごり

淡い雪のような白濁の見た目が特徴。さらっとしたタイプと、トロっとしたタイプがあります。甘口から辛口まであり、甘辛の幅も広いです。

【日本酒の種類】にごり酒、どぶろくなど

【おすすめの温度帯】常温~熱燗

【香り】ヨーグルトなど

【合う食材】乳製品、肉全般、豆腐、スパイスなど

⑥スパークリング

発泡性のあるタイプ。低アルコールのものが多く、飲みやすいのでお酒があまり強くない方にもおすすめです。食前酒や乾杯の時のお酒に最適です。

【日本酒の種類】スパークリング清酒、活性にごりなど

【おすすめの温度帯】常温~熱燗

【香り】マスカット、桃など

【合う食材】揚げ物など

⑦樽酒

日本酒に木の香りが付いたタイプ。味わいは淡麗からやや辛口のものが多いです。お正月やおめでたいことがあったときにもってこいの日本酒です。

【日本酒の種類】純米酒など

【おすすめの温度帯】常温~熱燗

【香り】スギなどの木

【合う食材】青魚、かつおだし、燻製など

すぐに使えるペアリングのコツ

①色

赤ワインには肉料理、白ワインには魚介類ということを聞いたことはありませんか?お酒と料理の色味を合わせると、大体の場合うまくペアリングできます。

②地域

同じ地域の日本酒と郷土料理の組み合わせは先人の知恵ともいうべきペアリング。これらは、土地の風土に合わせて作られているので、合うのは当然なのです。

③質感

とろとろしたお酒にクリーミーな料理を合わせるといったように、お酒と料理の質感をそろえると一体感が増します。

④温度

冷たい料理には冷えた日本酒、温かい料理には熱燗など、日本酒と料理の温度を合わせるとよいでしょう。五味のバランスが取れたり、香りがぐんとアップします。

⑤油

料理に使う油によって、合う日本酒も変わってきます。調和をベースに考えるとよいでしょう。

例)

オリーブ油:フルーティーなタイプの日本酒

こめ油:旨口タイプの日本酒

ごま油:熟成タイプの日本酒

ココナッツオイル:フルーティーなタイプの日本酒

⑥ラベル

多くの場合、日本酒のラベルにはそのお酒の個性が表されています。よって、ラベルの印象に似た料理を合わせると、不思議と良いペアリングになることもあります。

⑦炭酸×揚げ物

スパークリングタイプの日本酒は揚げ物がぴったり。これは炭酸の刺激に口の中をリフレッシュする効果があるからです。

季節に合わせた日本酒と料理のペアリング

春は新芽が出る季節であり、爽やかな食材が多いです。

  • 春野菜の天ぷら生酒:新鮮な香りと軽やかな味わいがマッチします。
  • 桜鯛の酒蒸し吟醸酒:桜鯛の酒蒸しは味が淡泊なので、吟醸酒との相性が良いです。

夏は暑い日が続くので、さっぱりとした料理が好まれます。口当たりの軽快な日本酒がおすすめです。

  • 冷奴辛口の純米酒:さっぱりとした冷奴に、辛口の酒が爽やかに合います。
  • 鮎の塩焼き生酒:鮎の旬である夏には、生酒のフレッシュな味わいがよく合います。

秋は食欲の秋と言われ、秋の味覚が豊かです。またひやおろしなどおいしい日本酒が出荷される時期です。

  • 秋刀魚の塩焼き純米吟醸:深みのある純米吟醸が、秋刀魚の旨味を引き立てます。
  • 栗ご飯純米酒:栗の甘みに合わせて、純米酒が良いでしょう。

冬は身体を温める食事が多い季節です。日本酒も熱燗など、身体を温めるものにするとよいでしょう。

  • 鍋料理熱燗:鍋の具材に合わせて、ほんのり温めた熱燗が良く合います。
  • おでん純米酒:おでんの具材のバラエティに対応する、まろやかな純米酒がおすすめです。

特別なシーンにぴったりのペアリング提案

①高級寿司と大吟醸

  • 寿司の特別なおまかせコースには、高級な大吟醸が相性抜群です。大吟醸の華やかでフルーティーな香りが、寿司の新鮮な味わいと調和します。

【おすすめの大吟醸】

坐kura 純米大吟醸 2023BY 無濾過生原酒

坐kura 純米大吟醸はどのお料理とも合わせやすい、まさにペアリングにおいては万能な日本酒です。お寿司の酸味や魚のうまみを邪魔せず、品よく味わいに花を添えてくれます。

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②黒毛和牛のすき焼きと純米酒

  • 特選の黒毛和牛を使ったすき焼きには、まろやかな純米酒が最適です。牛肉の旨味と純米酒の米の甘みが絶妙にマッチします。

【おすすめの純米酒】

十六代九郎右衛門 特別純米 八重原ひとごごち

味は酸・旨味・渋みのバランスが良く、食中酒として楽しんでいただけます。特にすき焼きのような甘みのあるお料理と合わせていただくと、お米本来の甘さと相まって、より一層美味しく頂けることでしょう。

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③伊勢海老の天ぷらと生酒

  • 伊勢海老の天ぷらは贅沢な食材ですが、その揚げたてのサクサク感と甘みには生酒がよく合います。生酒のさわやかな口当たりが、天ぷらの油と絶妙に調和します。

【おすすめの生酒】

坐kura 純米大吟醸 生

先ほど紹介した、坐kura 純米大吟醸の生酒です。生酒の微発砲が、繊細な伊勢海老の天ぷらによく合います。特別な会食などにぜひいかがでしょうか?

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■日本酒を引き立てる料理アレンジ:日本酒の風味を最大に活かそう

①冷奴と軽快タイプの日本酒(爽酒)

  • 材料(2人分): 豆腐1/2丁、生姜・青ネギ・鰹節・醤油適量
  • 作り方:
    1. 生姜はすりおろす。青ネギは小口切りにする。
    2. 器に豆腐を盛り、鰹節を乗せ、醬油をかける。
    3. 軽快タイプの日本酒(爽酒)を冷やして供する。

【おすすめの軽快タイプの日本酒(爽酒)】

十六代九郎右衛門 生酛 純米 金紋錦 火入れ \1980(720ml)

山廃仕込を感じさせない優しい酸と時間経過とともにシャンとして、より寛容な味わいに変化して行くこちらの日本酒は、あっさりとした冷奴を優しく包んでくれます。

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②焼き鳥と旨口タイプの日本酒(醇酒)

  • 材料: 鶏もも肉、ネギ、タレ(醤油、みりん、砂糖、酒)
  • 作り方:
    1. 鳥肉を串に刺し、ネギと交互に刺す。
    2. グリルで焼き上げ、タレを塗る。
    3. 旨口タイプの日本酒(醇酒)を冷やして供する。

【おすすめの旨口タイプの日本酒(醇酒)】

佐久の花 純米大吟醸 八重原ひとごこち ¥1870(720ml)

佐久乃花”らしさ”が最も感じられる、丸い旨みと気品ある日本酒です。八重原米ひとごこちで醸された丸い旨みが焼き鳥のこっくりとした甘みによく合います。

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③イチゴのサラダとフルーティーな日本酒(薫酒)

  • 材料(2人分):

イチゴ6個

生ハム2~3枚

ルッコラ1袋

カッテージチーズ適量

A→塩こうじ大さじ1(または塩小さじ1/4)・バルサミコ酢大さじ1/2・オリーブ油大さじ1

  • 作り方:
    1. イチゴはヘタを切り落とし、4等分のくし形に切る。ルッコラは食べやすい大きさに切る。
    2. ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。
    3. 器に1を盛り、生ハムを手でちぎりながら散らす。カッテージチーズをほぐしながら散らし、2をまんべんなくかける。

【おすすめのフルーティーな日本酒(薫酒)】

木曽路 純米 山恵錦 ¥1700(720ml)

私たちが育てた「八重原米」で出来た日本酒です。使用している「山恵錦」の特徴は軽快な飲み口です。口の中に弾ける青りんご様のしゃっきりとした酸が、フルーティーなイチゴのサラダにマッチします。

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■まとめ

今回は日本酒と料理のペアリングについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。普段日本酒を飲む際のおつまみを、ペアリングとして考えてみるのも良いかもしれませんね。それでは、また!

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